約 4,807,111 件
https://w.atwiki.jp/trade_nations/pages/64.html
このゲームは、全面英語表記な上に、これと言ったマニュアルが存在しないため、ゲームシステムなどで分かりづらい点が多々あります。 そこで、このwikiでそういった謎を徹底的に解明するために、管理人がTrade Nationsの開発元であるjujuplayに問い合わせてみるという大胆な作戦を決行したいと思います。聞いてみたいと思うことを下の募集欄にじゃんじゃん書き込んでください。 投稿を多くいただいた場合、全てを問い合わせることができない場合があります。そういった場合は何らかの方法で質問のうちのいくつかを選ばせていただきます。ご了承ください。 質問してみたいこと募集欄 お陰様で隣人は今300人ほどいますが、何人まで追加出来ますか? 教えてください。 -- 名無しさん (2011-04-28 16 45 44) 隣人村に注文をして、相手が不在等で「Accept」か「Reject」をしない無反応の時、「Expired」を返してくるのはどれくらいの時間でしょうか? お願いします。 -- 名無しさん (2011-05-12 00 08 41) トレードを受けたとき「相手の名前」「残り時間」が、バルーンのタップで教えてほしい。相手の国に訪問したときに、自分のトレード依頼が「いつ終了」するのかを知りたい。 -- porihiko3 (2011-06-21 00 52 46) 隣人とトレードする時に、お金や経験値がそれぞれ違うのは何故ですか? -- 名無しさん (2011-07-27 10 02 53) shopについては依頼先がボーナスポイントとなる木や猫などを購入しているとその購入量により、最高200%、つまり通常の3倍の経験値が返ってきます。 -- 名無しさん (2011-07-28 00 22 20) ウェザードタワーがZポイント?でしか建てれなくなってます★そもそもZポイントってどーやって手に入るの?友達のお手伝いしたときに1ポイントはいった気がしたんですがそのへん詳しく教えて下さい★ -- ramuchan (2011-12-20 03 16 48) 名前 コメント 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -
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製材所で、板を作ると、画面が落ちるのですが、どうすれば治るでしょうか? -- (ikepon) 2014-04-20 03 49 07 一度アプリを再インストールすることで治るかと思います メモリー開放、本体の再起動なども行なってみてください -- (名無しさん) 2014-04-21 23 37 29 フレンドの削除方法がわかりません。どなたか教えて -- (イケポン) 2014-07-23 18 09 18 自分のアイコンをタップ→左の人のマーク→消去したいフレンドを選択し「ー」のマークを押すと消去できます -- (名無しさん) 2014-07-26 00 28 04 派兵の種類(兵の配列)をカテゴライズして確立させたいね -- (チャオ) 2014-09-12 11 45 18 国家連合の入り方を教えてください -- (名無しさん) 2014-12-02 16 27 00 復活、ありがとうございます^^ -- (suppin) 2015-04-07 17 18 48 細かいデータ入力とか簡単に早くできる方法ありません? -- (名無しさん) 2015-04-15 22 43 03 突然バトルネーションズが開けなくなりましたどうしてですか -- (名無しさん) 2017-03-05 16 52 03 https //battlenations.net/ -- (萩川仁) 2022-02-23 20 31 47 ↓海外のファンが復活させたみたいです。非常にバグが多い状態ですが、一応プレイ出来ないこともないです。 -- (萩川仁) 2022-02-23 20 33 48 情報ありがとうございます。バグが多くてミッションが進みませんな笑 -- (名無しさん) 2022-04-16 14 02 18 Google Play にて Frontier Chronicles がリリースされました -- (名無しさん) 2022-12-23 10 46 17
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“赤犬”サカズキ-Battle Ver.-(ZERO) 商品画像 情報 登場作品:ONE PIECE 定価:4,725円 発売日:2013年11月22日(金) 再販日: 商品全高:約180mm 付属品 その他:専用台座 キャラクター概要 商品解説 良い点 悪い点 不具合情報 関連商品 “赤犬”サカズキ “青雉”クザン-Battle Ver.- “青雉”クザン “青雉”クザン-ONE PIECE FILM Z Ver.- コメント 名前 コメント
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化学兵器と反乱軍 (Rebels and Chemical Weapons) After Cassidy and Ramsey return from their little escapade in the Heartland, scouts report Rebel forces approaching, and with them, new weapons of war. Note that some of these missions reward the rare resource, but some will also require Chem Vials to complete. It is recommended that the players review the missions in this section and plan ahead. ガス、ガス、ガス (It's a Gas, Gas, Gas) 調査と研究 (Search and Research) 庭に反乱軍 (Big Rebels in My Backyard) 危険物取扱注意 (Hazmat Hassle) 装着 (Suit Up) ガスが蓄積 (Gas Buildup) 自分たちの施設 (A Place of Their Own) 化学戦争 (Chemical Warfare) 武器を試し吹き (Trial Run) スプリンクラー作動 (Running Through the Sprinklers) 小さなパッケージ (Small Packages) ワクワクする事 (Good Things) ガスで死ぬ方がましかも? (Better Dying Through Chemicals) 化学戦車に感謝 (Tanks for the Memories) 化学反応 (Chemical Reaction) 包囲網 (Sieging the Day) コメント ガス、ガス、ガス (It s a Gas, Gas, Gas) 地図へ行く 反乱軍の隊列を攻撃する Note 開拓地北部に発生する"反乱軍勢力"との戦闘です。 化学ユニットが敵として登場します。 報酬 3500 XP Next Mission 調査と研究 調査と研究 (Search and Research) 化学サンプルのため地図から反乱軍と対戦 (x4) Note 開拓地北部に発生する"反乱軍勢力"との戦闘です。 報酬 3500 XP and 3 試験管 Next Mission Big Rebels in My Backyard 庭に反乱軍 (Big Rebels in My Backyard) レベル41以上で表示 地図から反乱軍を撤退 (x5) Note 開拓地北部に発生する"反乱軍偵察隊"との戦闘です。 報酬 3500 XP Next Mission 大混乱【レイダー達を支援】 危険物取扱注意 (Hazmat Hassle) レベル41以上で表示 化学物質格納庫を建設 報酬 2000 XP Next Mission 装着 装着 (Suit Up) 重労働工場で防護服を3着作成する (x3) 報酬 2000 XP Next Mission ガスが蓄積 ガスが蓄積 (Gas Buildup) 地図へ行く 化学兵器を横取りのため反乱軍と戦う (x2) 報酬 3000 XP、10 試験管 Next Mission 自分たちの施設 自分たちの施設 (A Place of Their Own) 化学兵器工場を建設する 報酬 2000 XP、10 試験管 Next Mission Chemical Warfare 化学戦争 (Chemical Warfare) 化学兵を育成 (x1) Note 育成には10個の試験管に、訓練所のレベルが9以上必要です 報酬 2000 XP Next Mission 武器を試し吹き 武器を試し吹き (Trial Run) 地図へ行く 反乱軍を撃退する (x3) Note 開拓地北部に現れる"反乱軍勢力"x3との戦闘です。 ゲスト扱いの化学兵2名と共に戦います。1戦闘はモーガンも参戦します。 報酬 3500 XP、10 試験管 Next Mission スプリンクラー作動 スプリンクラー作動 (Running Through the Sprinklers) 毒スプリンクラーを2つ作成する (x2) Note 毒スプリンクラーは防衛施設で、建設には1施設あたり5試験管が必要です。 報酬 4000 XP、10 試験管 Next Mission 小さなパッケージ 小さなパッケージ (Small Packages) レベル43以上で表示? 生物兵器手榴弾兵の育成 (x1) Note 育成には10試験管が必要ですが、レベル11以上の訓練所であれば必要数が減らせます。 報酬 3000 XP Next Mission ワクワクする事 ワクワクする事 (Good Things) 地図へ行く 反乱軍を撃退する (x3) Note ゲストの化学兵が参戦する戦闘もあります 報酬 3500 XP Next Mission ガスで死ぬ方がましかも? ガスで死ぬ方がましかも? (Better Dying Through Chemicals) レベル44以上で表示 地図へ行く 反乱軍を撃退! (x4) Note ラムジーやゲストの化学兵が参戦する戦闘もあります 報酬 3500 XP、20 試験管 Next Mission 化学戦車に感謝 化学戦車に感謝 (Tanks for the Memories) 軽化学戦車の製造 Note 育成には20試験管が必要ですが、レベル10以上の車両工場であれば必要数が減らせます。 報酬 3500 XP Next Mission 化学反応 化学反応 (Chemical Reaction) 反乱軍を4隊撃退する (x4) Note ラムジーやゲストの化学兵が参戦する戦闘もあります 報酬 4500 XP Next Mission 包囲網 包囲網 (Sieging the Day) 反乱軍の占領地を破壊する (x3) Note モーガン、ラムジー、パーキンスが参戦します。 報酬 5000 XP、15 試験管 Next Mission ? コメント クエストに関するコメントはこちらに 最新の10件を表示しています。コメントページを参照 名前 LV70なのですがパーキンスがさらわれた後のミッションがなにも出ません。どうすれば出ますか。 - 名無しさん 2016-09-08 07 07 59 LV70ですがプラズマのロック解除やゴリアテのクエストが出ません。。 - 名無しさん 2015-01-27 14 08 34 プラズマ精製所のロック解除条件を教えてください - 名無しさん 2014-10-22 16 02 06 実際にアンロックできるのは67Lv、クエスト(反乱軍、そこら中にたくさん(だったはず) 英名:Rebels. There Are A Lot Of Them.)でアンロック。 - 名無しさん 2014-10-31 13 30 32 ゴミ収集車の存在意義とは一体・・・うごごご・・・ - 名無しさん 2014-02-17 18 18 40 ラムジーのフィットネス、終了したはずがもう1回同じクエ出現、バグ?期限間に合わないので止める - 名無しさん 2014-02-01 06 40 29 歳末助け合いの報酬ってなに? - 名無しさん 2013-12-29 13 38 49 新しいゾンビクエの一つで這う物が獲得できたよ - 名無しさん 2013-10-26 21 40 12 どうしたらいいの?? - ゾンビおどしを2体設置 2013-10-21 01 50 30 デコレーションにあるよ。 - 名無しさん 2013-10-23 18 03 38 ゾンビミッションがレベル16になっても出ないのですがなんでだろ? - あ 2013-10-21 01 19 04 クエストが出ても進めません 敵は郊外にあり ついてついてつきまくれ 門はひらかれた #11013; #65038;この3ツが出来ません どうしたらクエストが出来るんでしょうか? 町を整理した時に余計な物を消したかもしれません 分かる方教えてください - 名無しさん 2013-09-23 20 15 37
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ポートガス・D・エース -Battle Ver. 十字火-(ZERO) 商品画像 情報 登場作品:ONE PIECE 定価:3,675円 受注開始:2013年07月25日(木) 16 00 受注締切:2013年11月04日(月) 23 00 発送開始:2014年01月30日(木) 商品全高:約130mm 付属品 その他:専用台座 キャラクター概要 商品解説 良い点 悪い点 不具合情報 関連商品 ポートガス・D・エース ポートガス・D・エース(ストロングワールドVer.) ポートガス・D・エース -Battle Ver.- ポートガス・D・エース Special Color Edition コメント 名前 コメント
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Battlefield 4(バトルフィールド4) 機種:PC, PS3, PS4, 360, Xbox1 作曲者:Johan Skugge, Jukka Rintamaki, Rami 開発元:DICE 発売元:エレクトロニック・アーツ 発売年:2013, 2014(国内版PS4・XboxOneのみ) 概要 人気FPSゲーム、バトルフィールドシリーズのナンバリングタイトル4作目。前作『バトルフィールド3』から2年と、ナンバリングタイトルとしてはシリーズの中では続編が出るのが早い。 曲は前作から引き続きJohan Skugge氏とJukka Rintamaki氏が担当しているが、相変わらずどちらがどの曲を担当したか(または共作なのか)サウンドトラックにも明記されていない。 なお今作は、コンシューマ機ではPS3・Xbox360の他にも、次世代機であるPS4・XboxOneでも発売される(ただし日本国内版は両機種とも発売の遅れで2014年)。 PC版が要求スペックが非常に高いため、お手軽に綺麗なグラフィックや64人対戦(PS3・360版では不可)を楽しみたい場合はPS4・XboxOne版も検討すると良いだろう。 収録曲 曲名 作曲者 補足 順位 Battlefield 4 EA Games Soundtrack収録曲 Stutter (Theme from Battlefield 4) Johan Skugge&Jukka Rintamaki Warsaw Theme Rami BFシリーズメインテーマアレンジ 2013年260位 The Majestic Valkyrie Johan Skugge&Jukka Rintamaki Jin Jie s Revolution Johan Skugge&Jukka Rintamaki Oppression Johan Skugge&Jukka Rintamaki A Theme for Kjell Johan Skugge&Jukka Rintamaki Rough Journey Johan Skugge&Jukka Rintamaki Silk Vista Johan Skugge&Jukka Rintamaki Alone and Abandoned Johan Skugge&Jukka Rintamaki Fishing In Baku Johan Skugge&Jukka Rintamaki If Wishes Were Horses Johan Skugge&Jukka Rintamaki High Tide Johan Skugge&Jukka Rintamaki Being Irish Johan Skugge&Jukka Rintamaki Battlefield 4 (Beta Theme) Johan Skugge&Jukka Rintamaki When the Dam Breaks Johan Skugge&Jukka Rintamaki Dunn s Down Johan Skugge&Jukka Rintamaki Cyclone 2 Johan Skugge&Jukka Rintamaki サウンドトラック Battlefield 4 (Original Soundtrack) ダウンロード配信
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144 :carnival (re-construction ver) Phase 3 -decisive battle-:2009/07/12(日) 11 11 42 ID 00N8M60C0 私は決めた。このレポート、いや、物語を転送する時代を。それを決めた。 過去に送るか未来に送るかは分からない、といつしかこれに書いたつもりなのだが、 とにかく、私は過去に送る事に決めた。 最初に「時は未来」と書いた事を思い出す。 思えば、あの時から過去に送ろうと決めていたのかもしれない。きっとそうだろう。 恐らく、私が決めた時代に送ることが出来れば、 この物語のネタが分かって面白いと感じる人が出てくるかもしれない。 万が一の場合、ミスを犯し、それ以前の時代にこれを転送してしまえば、 面白いと感じるどころか当たらない予言の書扱いされるのがオチだろう。 でも、それでも真実の一部に触れてくれる事に変わりは無い。それでいい。 これは馬鹿げていて、そして荒唐無稽な話だ。 これまで読んでくれた方はそう思っているだろう。 書いている私がそう思っているのだから、読んでくれている人たちだってきっとそう思うはずだ。 2999/12/25 18 24 この時刻からこの「Phase 3 -decisive battle-」は始まる。 まだ、決戦の火蓋は切られていない。だが、もう少しだ。もう少しで始まる。 145 :carnival (re-construction ver) Phase 3 -decisive battle-:2009/07/12(日) 11 14 58 ID 00N8M60C0 破滅へと導く意思と永続へと導く二つの意思 その二つの意思が激突する時 壊れた円環は修復されあるべき姿へと還る 始まりと終わりの繋がる、無限の円環へ 2999/12/25 18 24 一度解散したユール達は時間通りにターミナルタワー屋上に集合した。 それから再度メトロのプラットフォームにある秘密通路からWSF基地に入り、 先に来た時よりは軍服を着た人々が多く歩く寒い廊下を歩き、そして作戦会議室へと入室した。 トルセが前に入室した時と同じく部屋の明かりを点け、 そしてユールは見慣れないショートカットの女性が一番奥で座っていたのを見た。 女性は外見上20代半ばに見え、髪の色はユールと同じ黒だった。 髪の伸びは首のあたりで止まっている。髪型はストレートヘアー。頼れる女性といった雰囲気を醸し出している。 ユール達は前に入室した時と同じ席に座り、トルセが進行役を務めるブリーフィングに臨んだ。 「えーと、この人はアヤさん。アヤ・イシカワさんです」 トルセはブリーフィングの準備を進めながら五人に言った。 アヤと呼ばれた女性は立ち上がって自己紹介を始めた。 「今晩は、皆。今日は協力してくれて感謝する。 トルセから紹介されたが、私の名前はアヤ・イシカワ。アヤでいい」 「よろしく」とアヤが言い、ユールは頭を下げ「こちらこそよろしくお願いします」と返した。 それに倣って他の四人も頭を下げて同じセリフを言い、そして動きを見せたホログラフを見つめる。 「前のブリーフィングの時に言った敵の兵器… 獅子型高機動制地兵器、蠍型高機動制地兵器、 烏賊型超高機動制地兵器、人型可変機動型制空兵器。この四つはもうWOS本部を出た。 WSF総帥はWSFカーニバル基地の視察のために今日来るという事になっているわ。 …言おうかどうか迷っていたくらいの機密事項だったの。さっきは言えなくてごめんなさい。 それで、WSF総帥は自分の飛行機と彼を護衛するかのように取り囲んでいる大型の飛行機、 中身は機密事項の輸送機ね。それを引き連れてカーニバルにやって来る」 「到着時刻は?」 クーリーが聞いた。 「計算してみると、ほら、皆のホログラフに出たと思うけど、22 00位に来ると推定されている」 それを聞いたクーリーは「やっぱトプランのアレか…」と呟いた。 そんなクーリーの姿を見ながらトルセは話を続けた。 「トップランカー決定戦、アレを一般客の集合というか陽動に使うって言ったよね? このタワーがシールドで護られている事も言ったよね?」 五人は無言で頷き、そしてトルセに続きを言うように求めるかのように押し黙った。 「大体の人はトプラン決定戦を見に、会場であるターミナルタワー内部に押し寄せる。 集まらない一般客は、WSFの兵士がどうにかして保護するか、タワーに入れてあげる。 だから、戦闘による死亡者の出るリスクは、私達を除いては全く無いから安心して」 死ぬ可能性があるのは私達だけ…それを幸運だとトルセは捉えているのだろう。 そんなトルセにユールは密かに尊敬の念を抱いた。自分が死ぬかもしれないという事に恐れを抱いていたからだ。 146 :carnival (re-construction ver) Phase 3 -decisive battle-:2009/07/12(日) 11 24 26 ID 00N8M60C0 「それで」 トルセが言ってホログラフの動きに変化が見られた。 獅子型高機動制地兵器の姿が拡大され、その兵装が明らかになっていく。 「鬣の先端はレーザー照射装置になっている。喰らったらお終いよ。 耳の所はレーダーね。中の人がいないAI制御の兵器だから、高範囲レーダーを潰すのは得策だと思う」 ふむふむ、と五人は頷いている。いや、四人だ。 クーリーが手を挙げ、トルセにそれはなぜかと問うた。トルセは次のような例え話をし始めた。 例えば、人の顔をじっと見つめるだけでその人を殺せる能力をもったAという人物ががいたとしよう。 ただし、Aの能力は殺したい人物の顔の輪郭をハッキリさせておかなければならないとする。 視力が10.0のAならば、まさに脅威としか言いようがない。目隠しでもさせておかねば殺されてしまう。 しかし、視力の大半が失われてしまえば、遠くから攻撃する事が出来る。 つまりはそういう事なのだ、とトルセは言い、クーリーは納得し、そしてユールはトルセの次の言葉を聞いた。 「機密事項だけど、狭い範囲しか探知できないレーダーとウチのAIは相性が悪いのよ。 一応この兵器にもそんなレーダーは予備で積んでいるらしいけど、 耳の高範囲レーダーを潰せば視覚を奪ったようなものになると思うわ」 トルセが説明した兵器の他に、まだ二つの兵器がホログラフには示されている。 アリスがその他の二つの兵器について質問すると、トルセはこう答えた。 「顎髭の所、そこに放射状についている三枚のパネルのそれは ホログラフにも出ていると思うけど、レーザーブレード照射装置よ。 正面から接近戦を挑めばアレで焼き切られてしまう。 正面からの攻撃は有効じゃないってこと。死ぬ確率の方が多いし」 「じゃ、もう一つのコレは?胸の所に何か鉄柱が埋まっているような感じだけど」 「これは…バルカン砲だね。WSFが使っている中でもとびっきりの威力の。 それを喰らっても体はバラバラになると思うわ。 だから、絶対にあの兵器の正面に立っちゃ駄目。近づくなら正面以外ならどこでもオーケイ」 トルセはそこで言葉を切り、何かの操作をした。 すると、ホログラフの中の兵器の背中から後ろにかけてが青く光っていった。 「この青く光った部分は排熱のために何も武器を積んでいない。 排熱の効率を上げるためにも装甲は薄いし。だから、この青い部分が弱点」 「つまり、危険な真正面さえ避ければ楽勝な敵って所ね?」 「楽勝は言い過ぎだけど、戦いやすくなるといえばそうなるわね」 アリスの言葉を指摘しながらトルセは言い、次にホログラフ上の蠍型高機動制地兵器の姿を大きくさせた。 147 :carnival (re-construction ver) Phase 3 -decisive battle-:2009/07/12(日) 11 41 32 ID 00N8M60C0 「この蠍について説明するわね。 これは……あのライオンと同じように正面方向に対しての攻撃力が高い。 でも、ライオンが抱えていた『横または後ろを取られ続けると弱くなる』 という弱点をこの蠍はこの針で克服した」 トルセが言い終わると同時に、ホログラフの中の蠍の尾にカメラが注目、拡大されていった。 そしてその尾、そして針の名前が表示される。 「超振動粉砕針?」 ユールは「一体何なんだこれは」と言いたげにそれを読み上げた。 「文字どおり、あの針は目に見えないけれどかなりの回数の振動を起こしている。 超振動しているから威力は物凄く高い。今回相手にする四機の近接攻撃手段の中では 他を超越する威力を持っているわ」 「つまり、喰らったら即死……ということですか?」 クーリーが言った。トルセが即答する。 「そうね、どんな相手でも」 「僕とユールは、あの大きな箱に乗り込むんですよね。それだったら……」 「生身の人間と比べれば明らかに耐久力はそっちの方が上よ。 でも、この蠍の針の前では誰もが皆等しいわ。注意して」 そう言ってトルセはまた何かを操作した。ホログラフが動きを見せる。 映し出されているのは蠍の口元のあたりだった。そこには何か円筒状のものが突き刺さっている。 「これは火炎放射器『クリーンアップ』よ。 普通の歩兵が使うような火炎放射器と威力は変わらないけど、 あれは連続一時間は使えるはず。戦闘時間から考えて、放射時間は無限と捉えてもらって構わないわ」 「ひでぇ」 アルベルトが言った。「あのライオンとは比べ物にならないほど強ぇじゃねぇか」 確かに、これまで並べられた情報から判断すると、獅子型高機動制地兵器と比べれば この蠍型高機動制地兵器の方が強い印象を抱かざるを得ない。彼の言い分はもっともだ。 しかし、トルセはこれを否定するかのように言った。 「弱点がない事は無いわ。奴は正面180度の視界しか得られていないし、レーダーを積んでないの。 カメラの視力は…世界記録を持つ人の数字を軽く超えるけど、後方の視界情報は全く得る事が出来ない。 それに、アレにはもう一つ弱点がある」 「もう一つの弱点だって?」アルベルトが噛みつくように言った。 「もう一つの弱点は」トルセはそこで切って続ける。 148 :carnival (re-construction ver) Phase 3 -decisive battle-:2009/07/12(日) 11 49 58 ID 00N8M60C0 「あの蠍の全身はとても固い。装甲を攻撃で全部剥がすとなると相当な長期戦になる。 次の敵の相手をする事も考えれば、15分程度でカタをつけたいのよ。 でも、正攻法で行こうとしたらそれは無理。でも、脚を積極的に狙えば…… この八本の脚は比較的に装甲が薄いの。ここを攻撃する。 航空部隊がこれを狙うのは難しい。だから地上部隊がライオン戦と連戦になる。 それは航空部隊も同じなんだけどね。負担は地上部隊の方が上になるわ」 それを聞いたアルベルトはため息をついた。それと同時にアリスもため息をついていた。 どうしてそんな所が…双子だから?とユールは思いながらトルセに言った。 「航空部隊って、私とクーリーの事よね?」 「そうだけど」 「私は戦闘機を支援する支援機だけど、アル達の手伝いは出来ないの?」 「戦闘機に乗るのは…クーリーね。彼が大きな一撃を決めようとしたらね、 カーニバル自体の被害が広がりそうで……クーリー」 「何でしょう」 「ライオンの時もそうなんだけど、蠍と戦うときは威力の弱い兵装でもって地上に向けて撃って」 「分かりました」 「それと、ユール」 「なに?」 「クーリーもそうなんだけど、後であの箱型の飛行機の操縦方法を教えるけど、 兵装の一部を教える事は出来る。ちょっとした作戦があるんだけど、どうだろう」 トルセ、そしてアヤ以外のこの部屋にいた人々は一斉に「どういった作戦なのか教えて欲しい」 という旨の言葉を言った。トルセは顔をしかめ、一つ間を置いてから言った。 「ユールの支援機にある対地支援兵装『バインドレイン』というのがあるの。 特殊な弾を使って、敵の動きを封じるの。使いようによってはいい感じにアシストできる。 ユールはある程度ダメージを負った蠍に向けてこれを撃って、蠍の動きを封じる。 そしてクーリーが蠍の上でホバリングして撃つ。アルベルトとアリスも脚を撃つ。これで勝てる」 トルセはそう断言し、「次は烏賊型超高機動型制地兵器について」と言って装置を操作した。 149 :carnival (re-construction ver) Phase 3 -decisive battle-:2009/07/12(日) 12 00 35 ID 00N8M60C0 トルセが装置の操作を終え、ホログラフ上に烏賊型超高機動制地兵器の拡大図が映し出された。 ユールはそれを見てある違和感を覚えた。 「トルセ」 「ユール、なに?」 「これは…本当に、イカなの?」 確かに、これをイカと呼ぶのならば違和感はあり過ぎた。 普通のイカをイメージしてほしい。海中をゆらゆら泳ぐ。八本の脚をもって。 決して直立した姿勢でイカは生きてはいない。死んでも柔らかい体をしている。 しかし、この兵器はそんな所までは再現していなかった。 カクカクした八本の脚。その先端に取り付けられている高威力レーザー砲。 その脚に接続する鳥の足跡のような胴体。 脚と胴体の接続部分に浮遊する二枚の分厚い板。 そして、胴体の三つの頂点には四面体が載っていた。 そんなフォルムを果たして烏賊型、などと呼べるだろうか。 そこにユールは、いや、彼女の友人たち全員は疑問を抱いていたはずだ。 トルセは「イカよ」と答え、そして解説を始めた。 「これは海上で機動力を発揮するように作られている。 これにはアンチグラビティコアを搭載しているんだけど、 そういう特質を持った物を使っているの。だから、絶対に陸地には上がらないと思うわ」 「どうして」 「この機体の一番の強みは機動力。地上に上がれば海上での機動力は四分の一も得られない。 のろのろと動く的にしかならないし、装甲は他の三機と比べるとダントツに薄いから。 それで、コイツにはユールとクーリーの航空部隊で攻撃に当たってもらう。 コイツの強みは八本の自由に発射角度を照射中でも変えられるレーザー砲よ。 それに旋回能力だって高い。普通の動きだって速いから、逃げられるし、攻撃される。 ダメージ覚悟で速攻で当たった方がいいわ。弱点は胴体の頂点にあるこの正四面体ね」 トルセがそう言うと、ホログラフ上では正四面体がアップになった。 「これはこいつのジェネレータ。 このサイズで最高の運動能力を得るには、内部にジェネレータは詰められなかったみたい。 蠍の時の作戦のようにどうにかして動きを止めるかして奴を止め、 そしてこのジェネレータを破壊すれば私達の勝ち。イカは海に沈んでいくわ。 もっとも、素早く動くコイツに攻撃を与えられるかが問題なんだけど。 でもこいつを遥かに上回る厄介な敵が最後に待ち構えている。これよ」 150 :carnival (re-construction ver) Phase 3 -decisive battle-:2009/07/12(日) 12 08 22 ID 00N8M60C0 トルセは操作をしながら言う。 「さっきのイカも、次に紹介する奴もそうなんだけど、 地上部隊は一切手出しはしないで」 「何で」「どうして」 「ハモらなくていいから。台詞もあってないから。流れ弾が当たったらどうするの。 それで、次はこれ。『人型可変機動型制空兵器』ね。これについて話すわ」 トルセが言って、また例のようにこの兵器のアップ姿がホログラフ上に映し出される。 逆さづりになっている鳥だった。猛禽類のような、そんな鳥。だが、どことなく人に見える。 だが、その二本の脚は異常に長く、エネルギーを用いずとも 簡単に色んな物を切断できそうな程に鋭利なように見える。 (これが、この兵器を人に見える錯覚を生んでいるのかもしれない、とユールは思った) 更に、体からはその体長の数十倍程度はありそうなチェーンがくっついていた。 これらの兵装にトルセが解説を加える。 「この兵器は制空兵器とは言っているけど、制地兵器の役割も兼ねているわ」 「マルチロール、という訳か」クーリーが呟いた。 「そう。クーリーが言うように、これはマルチロールタイプ。 空にも地面にも攻撃しやすいように作られている。 翼の先端は全てレーザー照射装置。数えるのが面倒なほどの数があるわ。 そして、この異常に長い脚。モデルみたいよね。 そんなのはどうでもいいんだけど、コレは一応ブレードになっている。 近づくのは危険よ。離れていても翼のレーザーとこのチェーンがある。 この鷲みたいで人間のような兵器が動きまわればチェーンも動く。 ブンブン動く。ヤバいくらい動く。あり得ない程に暴れまわる。 その運動エネルギーを直接敵に叩きこむもの、これは相当な威力を持っているわ。 蠍がショートレンジタイプ、ライオンがミドルレンジタイプ、 イカがロングレンジタイプだとするなら、この鷲みたいな奴はオールレンジタイプといったところね」 トルセが説明を終了し、そしてホログラフの映像が黒くなって消えた。 そして彼女は五人に渡すものがあると告げ、再度兵器廠へついてくるように言った。 151 :carnival (re-construction ver) Phase 3 -decisive battle-:2009/07/12(日) 12 14 43 ID 00N8M60C0 相変わらず寒い廊下。この時間帯になって初めて見かける軍服の人々。 クーリーの隣、それも全員の最後尾で、ユールはそれらをどこか無感情な目で見て歩いていた。 彼女の頭に、先のブリーフィングで伝えられた事は最小限のそれしか残していないかった。 彼女が感情を潜め、重要な情報も忘却してまで考えていた事。 それは私や私達にとってあまり大切な事ではないかもしれない。 だが、彼女にとっては大切な考えるべきことであり、その為の時間でもあった。 私は、何という事を言ってしまったのだろう。 どうしてあの時、クーリーに酷い事を言ってしまったのだろう。 あの時だって、もっと前の時だって、私が困った時に彼は必ず手を差し伸べてくれた。 私のヒーローのような人だったんだ、クーリーという人は。 でも、それが当たり前のように思えていたんだ。 いつの間にか、私は愚者に成り下がっていた。それを当然だと思うのが愚かだったんだ。 それでも、クーリーは時々私の顔を何度か見てくる。 何か異常が無いか、具合が悪そうかどうか、見てくれる。こんな今でも心配してくれている。 私が小さい時から、私がクーリーの家に引き取られた当時から、 彼は私と一緒に行動していた。私の事をよく気遣う、今となんら変わらない善い人だった。 そんな人と会えた事に誰かに感謝すべきなのだろう。 そんな人と親友と呼べる関係になれたことを感謝すべきなのだろう。 だが、誰に?一体誰にそれを感謝すべきなのだろう。 神様だろうか。全ての人々を愛してやまない神様だろうか。いや、違う。 ならば死んでしまった両親だろうか。いや、それも違う。 二人と友人関係であったクーリーの両親は私の事をかわいそうに思って引き取った。 そうクーリーの両親から聞かされたじゃないか。でも、それでも違う。 そしたら、一体誰に感謝すべきなのだろう。一体、誰に? 152 :carnival (re-construction ver) Phase 3 -decisive battle-:2009/07/12(日) 12 25 09 ID 00N8M60C0 私がクーリーという素晴らしい人と出会えた事。それは誰に感謝すべきなのだろう。 分からない。一体誰を有り難く思えばいいのかは分からない。 でも、私がやらなくてはならない事が一つだけある。 私は、これからもクーリーと一緒にいたいんだ。だから、そのために。 「クーリー!」 「ユール!」 ユールはクーリーの名前を、一瞬遅れてクーリーはユールの名前を叫んだ。 お互いの顔は吃驚したようになって、そして申し訳なさそうな表情を浮かべていく。 二人の前を行く五人は二人の呼びかけの声に反応して振り返えり、足を止めた。 近くを横切って立ち止まった何人かの軍服の注目の視線も浴びながら、ユールが口を開く。 「クーリーに言わないといけない事があるんだ」 「僕も、君に言わなくちゃいけない事がある。けど、ユールが先に言っていいよ」 クーリーの返答を受け、ユールは頭の中で自らが言うべき言葉を並べた。 一つのテーマの中に。何個かの単語を並べて。自分の気持ちを。彼に。 「…ごめんなさい。私、クーリーの優しさを… いつの間にか当然の事だと思っていた。だから……」 ユールは頭の中で上手く纏めたはずの言葉を言えなかった。 言葉を重ねるうちに彼女の両眼からは涙が零れ落ちていき、もう言葉を続けることが出来なかった。 「ユール…」クーリーが優しく呼びかける。 「僕も悪かった。君のためだと考えて能天気な事を言っちゃったけど、 もうちょっと言葉を選ぶべきだった。特にこんな状況じゃね」 それから「ごめんね」と続けてPSCRを手に持ち、 そこから緑の布地に白のチェック模様の綺麗なハンカチを取り出した。 右手で涙を拭うユールは左手でハンカチを受け取り、そしてそれで涙を拭いた。 涙を拭いた後のユールの顔は赤くなっていた。まるで、赤ん坊が思いっきり泣いたような顔だった。 クーリーは無言でユールの頭を数回なで、そしてポンと軽く叩き、そして言った。 「これで仲直りだ。さ、一緒に行こうよ」 クーリーは笑顔で右手を差し出し、ユールは相変わらず赤い顔で笑った。 それからハンカチを持ち替えて左手を差し出し、元通りの仲に戻った二人は足を一歩前に踏み出した。 157 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/07/28(火) 01 11 51 ID RzMvA/8+0 それから数分が経ち、舞台は兵器廠に移る。 一度兵器廠中央に集合し、バレンタイン姉弟とキリーとトルセが散った。 ユールはアヤの顔を見た。ブリーフィングの時は遠くてよく顔が見えなかったが、 近くで見ると落ち着いた大人の女性、というような雰囲気が漂っているように感じた。 辺りには作業服を着たWSFの兵士と思われる人々が 色々なコンテナを作業機械を使って運送しているのをユールは見た。 「爆発物につき取扱注意」と赤色に塗装されたコンテナには書かれてあった。 右に流れていったそのコンテナを見送った後、ユールは左を振り返った。 そこにはエメラルドグリーンの直方体があった。隣には綺麗な青の立方体もある。 二つの箱にそれぞれ数人の作業員がくっつき、何かの作業をしているようだ。 アヤが自分のPSCRを取り出し、中から二つのゴーグル付きのヘルメットのような物と、 いつの時代で使っていた?と思わず言ってしまいそうな分厚い本を取り出した。 そしてユールとクーリーに口を開き、一つの質問を投げかけた。 「今からあの二機の戦闘機、支援機の操縦方法を教えるのだが、ここに二つの教え方がある」 ユールはアヤの言いたい事が分かった。 ヘルメットのような物を使ってか、それともあの分厚い本、いやマニュアルを熟読して あの機体の操縦方法を熟知しなければならない。私なら、間違ってもマニュアルは使いたくない。 「どっちの方が楽で、どっちの方がタメになりますか?」クーリーが尋ねた。 「どっちも、この意識シミュレータの方」 アヤはそう答えてクーリーに二つのヘルメットを渡した。 「意識シミュレータ?」とユールはオウム返しをしてアヤに聞いた。 「あの椅子に座って、それを被って。 ヘッド・マウント・ディスプレイ…HMDのゴーグルをつけて目を瞑って」 ユールはアヤに言われた通りに行動した。隣のクーリーを見ると、彼も指示に従っていた。 二人は椅子に座り、ヘルメットに備え付けられていたゴーグルを着用し、目を瞑った。 158 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/07/28(火) 01 17 07 ID RzMvA/8+0 「目を開けて」アヤの声がしたのでユールはそれに従った。 満月に照らされる何処かの海がユールの足元に広がっていた。 いや、彼女の足は海面から何十メートルも離れていたから足元とは呼べないかもしれない。 そして、視界全てが薄い緑に染まっていた。 下を見ても、上を見ても、左右を見ても、どこを見ても世界は薄い緑を通してユールの目に映る。 そして、ユールの目の前にはポップンの筐体があった。 画面はよく分からないものを表示している。選曲画面やプレー画面以外の何かの画面という事のみ分かる。 一体これは何だ?とユールが疑問に思う間もなく、何かが彼女の頭を殴ったような衝撃の感覚が彼女を襲った。 痛い、と感じる間もなく何かが流入していく。何か。これは何だろう。 情報だ。誰かが経験した動作、その情報をそのまま自分の頭の中に流し込んでいる。 感覚的に言えばそうなるだろうとユールは思考の片隅で思った。 不思議な感覚だった。まるで義務教育九年間で得られる情報を一気に流し込まれ、 そしてそれら全てを習得しているような感覚。確かに自分のものにしていく感覚。 ユールは不意にこの情報が何なのかが分かった。この支援機の操縦方法、応用の操作等だ。 筐体の画面を見る。初めて見た時には何が何だか分からなかったが、今では大体が分かる。 クーリーの家で音ゲー以外の何かのゲームをプレーさせてもらった事があるが、 大体そのゲームで言う所の「ゲーム画面」のような物で、要はどのボタンを押せばどの兵装を撃てるかが分かるというものだ。 これによれば、トルセの言っていた「バインドレイン」は右緑ボタンを押しっぱなしにすれば連続して撃てるはずだ。 「ユール」 いきなりアヤの声が聞こえた。 「なに、アヤさん?」 「アヤでいいわ。さん付けしないで」 「分かった。で、何?」 「たった今情報転送が終わった。意識シミュレータ内でしか今得た知識は使えないが、 このシミュレータの中で得た知識を実践し、経験として現実世界に持ち帰って」 「分かった。ところで、クーリーはどうしたの?」 「彼にも同じ事を言っておいた。でも、彼は高所恐怖症なんだって?」 「IIDXの何か気分の乗る曲でもかけてあげる事は出来ないかな? 前にクーリーはそうやって観覧車を克服したけど」 「BGM機能か。一応このシミュレータにはついている…」 「『エース』だ。観覧車の時に『エース』を聴いていたよ」 「『ダブルエース』ではなくて『エース』? 気分が乗るなら『ダブルエース』を聴いた方がいいと思うが、分かった。 これから一時間だけ時間を取るから、しっかりと私達のエースになって頂戴」 159 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/07/28(火) 01 24 28 ID RzMvA/8+0 アヤはユールとの通信を切って振り返った。 キリーとトルセ、そして後ろにはギター型エネルギー銃を ベルトで肩にかけているバレンタイン姉弟の二人がいた。 アヤが二人を見つめていると、アリスが心配そうにアヤに言った。 「アヤさん」 「だから、アヤでいいから。聞いてなかった?」 「すみません。気を取り直して…アヤ」 「何?」 「意識シミュレータって…大丈夫なんですか?」 さて、懐かしい解説の時間だ。 意識シミュレータって一体何だ?と思われているだろう。 特に過去の人間には。こう言うのも、この時代の一般人に街角アンケートの形で 「意識シミュレータと呼ばれる、仮想空間における訓練プログラムを知っていますか?」 などと訊けば、何を言っているんだと言わんばかりの顔を返答として返すだろう。 それだけ一般に広まっていない存在だし、広まる訳が無い存在なのだ。 意識シミュレータは、正しくは「意識シミュレータ装置」と呼ぶ。 もうお分かりだと思われるが、これは「意識空間での多種訓練を行うための装置」である。 意識空間とは人の意識の中で形成される場のようなものであり、 脳内のそこをつかさどる箇所に機械が干渉する。あのヘルメットがその機械にあたる。 機械は色んなシミュレーションや各種訓練を行うための空間を意識空間として生成する。 脳科学なんて全く分からないので、これが適切な説明かといえば全く分からない。多分間違えているだろう。 簡単に言えば、脳内で色々な事が出来る機械。色んな幻想、妄想を見せ、 それらが満たす空間の中でシミュレーション、訓練を行う。それが「意識シミュレータ装置」である。 アヤの言葉を使うなら、これの呼び名は「意識シミュレータ」だ。 この解説を見て頭が痛くなってきた、という読者はいないだろうと思う。 しかし、私の頭が痛くなってきた。 ちゃんと解説したつもりだが、きちんと伝えられたかが大きな疑問である。 頭の痛みを和らげるためにも、本筋の話を進めるとしよう。 160 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/07/28(火) 01 28 43 ID RzMvA/8+0 「大丈夫って、何が?」 アヤはアリスにそう返した。アリスは少しイラっとしたような顔をして言う。 「ユールとクーリーの事ですよ。 初めて知りましたよ、意識シミュレータだなんて」 「一般公開していないからな。というかコレは機密事項だった」 「……安全性は?」 「え?」 「安全性は大丈夫なんですか?不安材料は無いですか?これに、そういった物は?」 「不安材料は無い。今のところ、エラーを起こしたという事例は無い」 アヤの即答にアリスは納得のいかないような顔をして背を向けた。 トルセがアヤの横顔を見る。明らかに不機嫌な顔をしていた。 「アヤ、ちょっと」 トルセがアヤを少し離れた場所へ連れ出した。 三人に自分たちの話し声が聞こえないような所まで歩き、立ち止まった。 そこでトルセが青色のコンテナを背もたれにしてアヤを見た。 アヤもトルセと同じ姿勢を取って彼女の話を聞く。 「アヤ、イラつくのも分かるけど…」 「そんな顔してる?」 「してる。結構怖いよ、その顔」 「いつもこんな顔じゃないか」 「そうかもしれないけど、彼女の言い方には少し問題があったかもしれないって事。 それを話題にして話がしたかったからここに連れてきたんだけど」 「…何が言いたいの」 アヤの不機嫌な顔が更に歪んできた。それでもトルセはアヤの目を見て言うべき事を言う。 「彼女の言い方は悪かった。でも、彼女には仲間を思う気持ちがあったんだよ」 「それは分かるさ。ただ…」 「素人は黙っていろ、と」 トルセが鋭く低い声でそう言うと、アヤは少しの間逡巡してから返した。 「……何と言うかな、そんな感じだ。否定はしない」 161 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/07/28(火) 01 33 14 ID RzMvA/8+0 「でもさ」トルセが言った。 「素人とかそんなの関係なしにさ、 『彼』はユールに気の合う仲間と組ませて戦わせてあげたいって言ってた」 「『彼』って、あの人惑いの剣の人格?」 「うん。前の二度目の闇との戦いの時、仲間は沢山いたけど 『彼』は仲間達が傷つくのは見たくないとか思ったらしくてね。 だから殆ど彼一人で色々背負っていたから、死んじゃった」 その言葉を受けたアヤは何かの違和感を感じ取ってトルセの言葉を遮った。 「待って」 「どうしたの」 「二度目の戦いが起きたのと『彼』が死んだのはかなり離れている」 「色々事情があったそうよ。『彼』はあの剣を創って、そして闇との戦いに勝利した。 でもあの剣に込めた秘術が……ごめん、これから先は『彼』にも教えてもらっていない」 「いいよ。別にそこまで気にしてはいないから」 「そう…そういうことがあったから『彼』は普通では考えられない死に方をした。 どんな死に方かは言えないけど、『彼』はユールにそういう風に死んで欲しくないって言った。 それを回避するには、自分の信頼できる仲間と一緒に戦うしかないって。 そうする事で、ユールの命の安全が保障されるって」 アヤはそれを聞いて少しだけ笑った。 トルセはそれを見て「何がおかしいの」と聞くと、 「だって、戦いに行くのに命の安全って」 アヤはそれだけを言って返すと、今度は大笑いした。 それを見たトルセは怒った風に言った。 「ユール達は絶対死なせない。そう『彼』が言っていたでしょう? 私とアヤは直接戦闘には参加せずにサポートに回るけど、 その成果次第で彼女たちの生死が分かれるんだよ。 だから、素人の彼女たちを、プロの私達が精一杯サポートしないと…!」 162 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/07/28(火) 01 39 45 ID RzMvA/8+0 「元々あの二機は」 アヤがトルセに言った。トルセはアヤを睨むようにして見上げる。 「元々、何?」 「元々、あの二機は私とトルセに為に開発されたものだ。 無限に等しい力を持つと検査結果が出たアンチグラビティコア二基が 人惑いの剣と共に発掘された時、剣と共にこちらへ寄越された時、トルセは言ったじゃないか」 「何て?」 「『これで私達の航空部隊が完成する。防衛体制は完全に整う。 パイロットは私とアヤ。私が二番機でアヤが一番機』みたいなこと。 人惑いの剣は、今作戦の最終目標を倒すのに必要なんだろう? それまでユールは控えていればいい。あの二機には私達が搭乗すればいい。 あの素人達に事前情報を教え、そしてあの四機を倒させるなんて無茶言うな。無理だ」 「無理なんかじゃない。ユールは必ず勝ってくれる。 彼女は死なないし、彼女の友人たちも死なない。いえ、死なせない。 ねぇ、今だけでいいから、ユールとクーリーにあの二機を貸してあげましょうよ。ねぇ」 トルセは最後に頼み込むように言った。 アヤは少しの間考えた様子を見せ、そして「仕方がない」と返して続ける。 「奴らが機体を大破させたら、後でシメてやるけど、いい?」 「シメるのは駄目だけど、別のアイデアを考えておくわ」 トルセはそう返し、そして自分のMPDで誰かに連絡を取った。 MPDから洩れる音声とトルセの話によると、会話内容は何かを持ってきて欲しいというものようだ。 アヤは通話を切ったトルセに聞いた。 「トルセ、今の電話は…」 「あの双子の防護服を持ってくるように頼んだ。あと、数点の装備品をね」 「あの防護服と、あの靴とアレ?」 アヤの問いにトルセは首肯で返し、それからアヤに言った。 「ユール達の訓練が終わったら、アヤが私の代わりに言っておいて」 「何を」 「三つの部隊名とユール達五人のコールサインの発表」 「そうか。忘れていた…で?」 「航空迎撃部隊名は『ノエル』で。ユールがログ、クーリーがクウ」 「分かった。次」 「地上迎撃部隊名は『ダブルエース』で。アルがスペード、アリスがダイヤ」 「次」 「特殊部隊名は『ルーズ』キリーはダンサー、私がルセ。 アヤは…自分で好きなように名乗って。それじゃ」 それだけ言ってトルセは兵器廠を出ていくための道を歩き出した。 アヤはトルセに託された伝言を復唱し、そして元の場所へと早足で動きだした。 175 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/10(月) 21 50 52 ID vrLAzWIt0 さて、私の思う所をここに書かせて頂きたい。 物語のテンポを崩す事を了解してはいるが、どうしても書きたい事だ。 今までの話を振り返ると、SFファンタジーのような雰囲気が出ているだろうと思う。 何と言えばよいのか、過去の時代には出来なかった事がこの時代では出来ているはずだ。 例えばPSCRが挙げられる。私がこれを書いている時間から10年程前に開発されたものだからだ。 それと、年代的に無理だと思われる物が一つだけある。 アンチグラビティコアを用いた技術だ。これだけは絶対にあり得ない。 このコアが採掘できるようになったのは今から約100年前からとされている。 しかもその採掘場所は海底。海底に突っ込んだ隕石を採掘し、コアとして利用しているのだから。 いや、私が言いたいのはそういう事ではない。そういう事ではなく、別の事だ。 私の主観だが、ファンタジーという世界観での戦いとは剣や魔法が出てくるものだと思っている。 それにSF、つまり空想科学を持ち込むと、どこか現実のようでそうではない物が現れる。 例えばこの話で言うならばAGCVだろう。アンチグラビティコアを埋め込み、宙に浮く乗り物だ。 それにユール達が使用する兵器や武器。これらも読んでくれている人々にとって 空想科学の産物以外の何物でもないのでは、と思う。 だから、SFファンタジーの世界観での戦いは(私の主観だが)どこか現実味を欠いた現実になる。 ファンタジーでは剣と弓を操り、悪を滅ぼしていく者が勇者となる。 だが、私の考えるSFファンタジーは、武器の代わりに最先端の技術が用意され、 魔法の代わりに空想科学が奇跡を起こす。それに、誰もが勇者にも英雄にもならないし、誰もがなれない。 ユールの持つ剣に宿っている「彼」ですら、私にとってすれば英雄ではない。 私にとって「彼」は世界を救った勇者でもない。ただの人としか見る事が出来ない。 ファンタジーならば、主人公は強大な力を持っており、それをもってして悪を打ち破る。 その主人公は勇者となり、伝説となって英雄として語り継がれるだろう。その話の中で。 だが、SFファンタジーにおける戦いとは「戦争に近い戦い」ではないだろうかと感じる。 箱の戦闘機に乗り、ギターを模した銃を撃ち、踊ってエネルギーを溜めて放出する。 三つ目はどうかとは思うが、これは実際の戦争での戦闘に近い所があるのではないだろうか。 選ばれた存在も何も関係ない。シリアスな命のやり取りの戦いで、誰もが平等に戦い、誰もが等しく死ぬ。 それが、SFファンタジーにおける戦いのあり方なのではないか。 長くなってしまったが、簡潔にまとめるとなるとこうだ。 ユールは光に選ばれた存在だとか何だとか言われていた。 確かに彼女自身には変化が起きていた。この時、まだ彼女が気がついていないだけで。 だが、それを考慮しても彼女は一人の人間として戦いに臨む。 選ばれたとか、そういう使命感は一切抜きで。彼女は何者にも代えられない大切なものを守るために戦った。 あの時、ユールは私にそう言った。 他の四人も、それぞれに守りたい大切なものを抱えていた。だから皆で戦ったのだ。 自分だけではなく、皆で。誰もが自分の大切なものを守ろうとする姿勢を見せる、一人の人間として戦った。 176 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/10(月) 21 57 40 ID vrLAzWIt0 物語が再開した時刻は21 45だった。出撃まであと10分前である。 ユールとクーリーが意識シミュレーションを終えた後、 ユール達五人は徹底的に念入りに敵の大型制圧兵器四機の特徴について覚えこんでいた。 それから「ダブルエース地上迎撃部隊」として 地上迎撃にあたるバレンタイン姉弟に四点の装備が用意された。 靴の形をした加速器、背中に背負うリュック型飛行用ユニット、全身防護のための黒と赤のパワードスーツ、 ユール達が意識シミュレータ内で使用していたものとほぼ同一のゴーグルである。 キリーには「ルーズ特殊部隊」としてターミナルタワーWSF基地に残るように伝えられた。 一緒に戦えないのが残念だ、とキリーは不平を洩らしたが、 「キリーが踊って『パワー』を溜めておかなきゃ『トラップ』が仕掛けられない。 だからどうしても、キリーにはここに残って欲しい」 とアヤがなだめた。その声色も、その表情も、トルセと密談していた時と前後すると 幾分か柔らかくなったように見える…のは気のせいだろうか。 最後に「ノエル航空迎撃部隊」として航空迎撃にあたるユールとクーリーは もう戦闘機に乗り込んで中の異質な雰囲気に慣れるように言われた。 異質な雰囲気?とユールは訝しがりながらもエメラルドグリーンの箱に走って飛び込んでいった。 ぶつかる、と誰もが思っただろうがユールの体は箱の中に吸い込まれていき、 箱型のゼリーの中に人がいるような錯覚を第三者達に与えた。 かなり異質な搭乗方法だが、これがこの機体の正しい搭乗方法なのだから仕方が無い。 ユールが搭乗したが、クーリーは足を一歩も踏み出していなかった。 それをアヤが見て、そして彼女はクーリーに言った。 「怖気ついたか?」 「いいえ。最期に、もしかしたらの最期ですけど。まだ死ぬわけにはいかないんで。 …考えたくも無いけど、もし、それを迎える前に聴きたい音ゲー曲があるんです。少し長いですが」 構わないさ、とアヤが返し終わったのと同時にクーリーはMPDを取り出し、 ポケットからイヤホンを取り出して曲を聴き始めた。 carnival (re-construction ver) Phase 3 -decisive battle- St.2へ続く コメント 名前 コメント
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Final Destination(ファイナル・デスティネーション) スタッフ 監督・共同脚本 ジェームズ・ウォン、グレン・モーガン 製作 クレーグ・ベリー、ウォーレン・ザイド 撮影 ロバート・マクラクラン 美術 ジョン・ウィレット 特殊視覚効果スーパーバイザー・製作 アリエル・ベラスコ・ショー キャスト(詳しくはこちらから) アレックス デヴォン・サワ クレア アリ・ラーター カーター カー・スミス ビリー ショーン・ウィリアム・スコット トッド チャド・E・ドネーラ テリー アマンダ・デットマー バレリー クリスティン・クローク 謎の男 トニー・トッド DVDチャプター 01 オープニング 02 180便 03 搭乗 04 離陸直前の脱出 05 僕のせいじゃない 06 慰霊式 07 トッド 08 クレアを訪ねて 09 死の筋書き 10 予兆 11 破滅への順路 12 ロートン先生 13 アレックスはどこへ 14 次は誰だ 15 山小屋 16 アレックスの予感 17 死との競争 18 6ヶ月後 19 エンド・クレジット DVD版特典映像 未公開シーン もうひとつのエンディング ドキュメンタリー テスト・スクリーニング(試写会の映像、スタッフコメント)、予知能力者が語る 劇場予告編(米国版、日本版) キャスト&スタッフ(静止画)
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目次 基本情報 概要 攻撃武器:スプレータレット ステータス 昇級データ 訓練コスト 治療コスト アップデート履歴 ギャラリー コメント 基本情報 軽化学戦車 英語名 Lt Chem Tank 英語正式名 Light Chemical Tank 内部ID veh_tank_chem_light ユニットタイプ tank 属性 戦車, 金属 訓練施設 車両工場 プレイヤー必要レベル 44 訓練施設の必要レベル 9 必要な施設 化学兵器ラボ装甲工場 遮断 遮断 防御 ベース _75% _50% 100% 100% 装甲 _25% _25% 100% _75% 耐性 なし 概要 軽化学戦車はDOTダメージを与える毒攻撃を備えた戦車である。重化学戦車ほど火力はなく、火竜よりも高いランクの車両工場を必要とするものの、このユニットは訓練にナノポッドを必要とせず、また後者に比べ火力で勝る。しかしながら、軽化学戦車は製造と修理に試験管を要する。 軽化学戦車が初めから持つ攻撃、化学兵器爆破は、真正面に発射され、遮断ユニットに止められない限り直線上の全てのユニットを攻撃する。最前列の敵にはDOT適用確率100%で最大ダメージを与える。標的が後列になるほどダメージとDOT確率が落ちる。毒耐性を持たないユニットに対しては、3ターンで基本ダメージが3倍になる。例えば、あるユニットを攻撃し90ダメージを与えた場合、1ターン目ではDOTダメージは90、2ターン目では60、3ターン目では30となる。すなわち、90 + 90 + 60 + 30 = 270 ( = 90 × 3 )となる。 ランク2では、軽化学戦車は正面の横3マス全ての標的に100%のダメージを与え、DOTを100%適用する攻撃を研究できる。また追加のスロットも獲得し、より多芸なユニットとなる。プレイヤーはこのユニットを手早くランク2に昇級させ、化学兵器一掃を購入すべきである。軽化学戦車が複数あれば、ほとんどの敵部隊を倒すことができる。高ランクの軽化学戦車は、ランク6殺し屋戦車の攻撃を受けても生き残る場合があるくらいの高い防御も備える。 動物は装甲ユニットに対して大きなダメージを与えられず、また毒にも弱く、125%のダメージを受ける。加えて、軽化学戦車の高い攻撃力がイノシシやラプターの高い防御に対抗するのに役立つ。 攻撃 武器:スプレータレット スプレータレット 弾薬 2 リロード 3ターン +続きを表示 化学兵器爆破 内部ID chem_4deep 攻撃アイコン ダメージタイプ 射程 1-4 射程圏 照準 攻撃対象 地上 使用火薬数 1 補給時間 2ターン 武器冷却時間 1ターン 装甲貫通力 50% DoT種類 100 %, 3ターン 2ndDMG% 15% DMG_distraction 1.25, Bonus 0% 備考 ランク 1 2 3 4 5 6 ダメージ 56-84 61-92 67-100 72-109 78-117 84-126 DoT 70→23 77→25 84→28 91→30 98→32 105→35 DoT合計ダメ 102 - 154 111 - 168 122 - 183 132 - 199 143 - 214 154 - 231 攻撃力 56 61 66 71 76 81 基本大打撃率 0% 0% 0% 0% 0% 0% 【攻撃位置】選択不可 【攻撃範囲:選択】減衰率 0.55 0.85 1.00 1.00 【拡散範囲】なし 化学兵器一掃 内部ID chem_3wide 攻撃アイコン ダメージタイプ 射程 1-1 射程圏 第一線 攻撃対象 地上 使用火薬数 1 補給時間 2ターン 武器冷却時間 1ターン 装甲貫通力 50% DoT種類 100 %, 3ターン 開発コスト 必要ランク 2, 48m, 10 2ndDMG% 15% DMG_distraction 1.3, Bonus 0% 備考 ランク 1 2 3 4 5 6 ダメージ - 61-92 67-100 72-109 78-117 84-126 DoT - 77→25 84→28 91→30 98→32 105→35 DoT合計ダメ - 111 - 168 122 - 183 132 - 199 143 - 214 154 - 231 攻撃力 - 61 66 71 76 81 基本大打撃率 - 0% 0% 0% 0% 0% 【攻撃位置】選択不可 【攻撃範囲:選択】減衰率 1.00 1.00 1.00 【拡散範囲】なし ステータス 昇級データ ステータス ランク 1 2 3 4 5 6 必要SP N/A 9,985 22,460 51,175 112,325 313,100 HP 250 275 (+25) 300 (+25) 325 (+25) 350 (+25) 375 (+25) 装甲 150 165 (+15) 180 (+15) 195 (+15) 210 (+15) 225 (+15) 勇敢さ 30 35 (+5) 40 (+5) 45 (+5) 50 (+5) 55 (+5) 防御 30 35 (+5) 40 (+5) 45 (+5) 50 (+5) 55 (+5) 回避 15 20 (+5) 25 (+5) 30 (+5) 35 (+5) 40 (+5) スロット 1 2 (+1) 2 2 2 2 ダメージ 0% 10% 20% 30% 40% 50% 攻撃 0 5 10 15 20 25 大打撃率 0% 0% 0% 0% 0% 0% 昇級コスト N/A 4h33,9447,800 12h96,2328,527 1d250,91210,19212 2d606,20811,97032 2d1,137,70413,9278 昇級報酬 N/A 2,000 3,200 4,700 6,400 8,300 撃破SP 128 144 164 180 196 212 撃破Gold 640 720 820 900 980 1060 PvPコスト 32 36 41 45 49 53 更新:2013/12/12 訓練コスト 検証中のため数値に誤差がある可能性があります。 車両工場 レベル 1 3 5 7 9 11 13 15 時間 15h31m40s 14h17m8s 12h56m23s 11h56m40s 10h45m 8h23m6s 5h49m22s 3h35m Gold 28,800 28,800 28,800 28,800 28,800 25,920 23,040 20,160 鋼 3,200 3,200 3,200 3,200 3,200 2,880 2,560 2,240 石油 3,000 3,000 3,000 3,000 3,000 2,700 2,400 2,100 試験管 20 20 20 20 20 18 16 14 治療コスト 検証中のため数値に誤差がある可能性があります。 通常 レベル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 時間 3h30m 3h30m 3h30m 3h30m 3h30m 3h9m 2h48m 2h27m 2h6m 1h24m Gold 21,600 18,000 14,400 12,960 11,520 10,080 9,257 8,640 7,920 7,200 鋼 2,400 2,000 1,600 1,440 1,280 1,120 1,029 960 880 800 石油 2,250 1,875 1,500 1,350 1,200 1,050 964 900 825 750 試験管 6 5 4 4 3 3 3 2 2 2 ハイテク レベル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 時間 3h9m 3h9m 3h9m 3h9m 3h9m 2h48m 2h27m 2h6m 1h45m 1h3m Gold 18,720 15,120 11,520 10,080 8,640 7,200 6,480 5,760 4,968 4,320 鋼 2,080 1,680 1,280 1,120 960 800 720 640 552 480 石油 1,950 1,575 1,200 1,050 900 750 675 600 518 450 試験管 5 4 3 3 2 2 2 2 1 1 更新:2013/12/12 アップデート履歴 2.0導入 2.2ランク3~5の昇級にかかる鋼コストが減少。 3.01ランク6の昇級コストが部品7から部品8に増加。 ギャラリー コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 最新の10件を表示しています。 wikiタグ tank ユニット 戦車 金属